Webデザインにコーディング。
Web制作をするには覚えることがたくさんあって、どれから手をつけていいかわからなくなってしまいます。
というか、Webサイトやホームページを作りたいだけなのに、全部基礎から勉強していられない!って思いませんか?
そんな方に、Webデザインやコーディングのハードルを低くするツールを見つけました。しかも最初は無料で作成できるツールばかりです。
簡単にWebサイトができることから次世代の「ノーコードデザインツール」と呼ばれていて、近年話題を集めています。
その一部をご紹介していきますね!
無料で簡単にWebサイト作成できるおすすめツール

ノーコードでできるWebサイト作成ツールは世界中にたくさん種類がありますが、今回は日本人が誰でも簡単にできそうな作成ツールを厳選しました。
どれもブラウザで編集できるツールであり、通信環境さえあればどこでも作業が可能になります。
・Webサイト、ホームページ無料作成ツールの比較表
まずは、今回ご紹介するWebサイト作成ツールの基本情報を表にまとめました。
初期 費用 | テンプレート数 | 無料 ページ 公開数 | 広告 非表示 | 独自 ドメイン | google アナリティクス | |
ペライチ | 無料 | 399 | 1ページ | 有料 | 有料 | ○ |
STUDIO | 無料 | 35 | 5ページ | 有料 | 有料 | 有料 |
Wix | 無料 | 840以上 | 100ページ | 有料 | 有料 | 有料 |
Word Press | 無料 | 数千以上 | 無制限 | 有料 | ○ | ○ |
・ペライチ

ペライチは名前の通り、1ページで完結するホームページやランディングサイトを作りたい人におすすめです。
操作がとても簡単で、テンプレートを元にブロックやテキストを追加していくだけでWebサイトが完成します。
テンプレートの数も多く、目的によって絞り込める検索機能が便利です。
ショップ経営に役立つ予約機能や、オンライン決済機能も充実しています。
ペライチはiPhoneやiPadのブラウザからも操作可能。国内のWebサイト作成ツールでは初の実装なんです。
・ペライチのメリット
・初心者でも簡単にWebサイトを作れる
・テンプレート、テキスト例文のクオリティが高い
・ランディングサイトやページ数が少ないホームページに向いている
・商品販売、予約、オンライン決済に対応
・ペライチのデメリット
・大規模サイトには向かない
・表示速度がやや遅い
・デザインの細かい調整ができない
・ペライチで作成したWebサイト事例
https://weddingonline.haku-cb.com/
・Wix

Wixもペライチと同じように、マウスで画像の操作、文字を入力していくだけで完成するWebサイト作成ツールです。
本社はイスラエルにあり、世界中で利用者が2億人を突破した大人気ツールなんです。
最近導入された「WixAID」という機能では、質問に答えるだけでAIが自動でWebサイトを作成してくれます。
「WixAID」を使用したときのみ、スマホのブラウザでも操作が可能です。
・Wixのメリット
・機能が豊富
・フリー素材が豊富
・テンプレートが豊富
・自由にレイアウト可能
・アニメーションや動きを付けれる
・EC(ショップ)サイトがつくれる
・Wixのデメリット
・サポートが海外なので返信が遅い
・テンプレートを途中で変更できない
・SEOに弱い
・ブログサイトには不向き
・wixで作成したwebサイト事例
・STUDIO

STUDIOは「次世代のWeb制作プラットフォーム」と言われています。
プロのWebデザイナーも愛用する作成ツールで、自由にレイアウト・デザインしていくと自動でコーディングしてくれる優れものなんです。
これまで手間がかかっていた「デザイン→コーディング→サーバーセットアップ」みたいな工程がなくなり、デザインしてすぐ公開が可能となりました。
それだったらペライチやWixもそうなんじゃないの?と思うかもしれませんが、STUDIOはボックスレイアウトの自由度が高く、ハイクオリティなデザインWebサイトだって作れます。
もちろん素敵なデザインのテンプレートも豊富にあるので、サクッとWebサイトを作ることもできます。
定期的な機能のアップデートで、アニメーションなどの動きも付けられるようになりました。
これからもどんどん面白い機能が増えていきそうですね。
・STUDIOのメリット
・自由なレイアウト、デザインが可能
・共同編集ができる
・アニメーションや動きが付けられる
・SNSの埋め込み
・googlemapなどの外部サービスの埋め込み
・Webフォントが選び放題
・STUDIOのデメリット
・複雑なデザインや動きはできない
・CSSなどのコード変更はできない
・ネットショップはつくれない
・新しいサービスなので参考書がほぼない
・STUDIOで作成したWebサイト事例
・WordPress

WordPressはCMS(コンテンツマネジメントシステム)と呼ばれる管理システムの一種で、無料でWebサイトやブログを作成できます。
WordPressのシェアは、なんと世界のWebサイトの43.2%、CMSの65.2%を占めていて、日本でもとても人気があるんです。
企業のWebサイト、記事メディア、個人のアフェリエイトブログなど、幅広く活用されています。
注意点は、先に紹介したWebサイト作成ツールと違って、自分でレンタルサーバーを契約し、ドメインを取得する必要があるということです。
でも大丈夫です。最近はレンタルサーバーを契約するだけで簡単にWordPressを始められるようなプランがあるので複雑な設定をする必要はなくなりました。
・WordPressのメリット
・コーディングやプログラミングで本格的なWebサイトも作成できる
・豊富なテーマ、プラグインで無限にカスタマイズ
・ブログやアフェリエイトに適している
・SEOに有利
・利用者が多いので使い方の情報がたくさんある
・WordPressのデメリット
・サーバーとドメイン取得が必要
・サポートがない
・操作方法の学習が必要
・カスタマイズするには知識が必要
・定期的なアップデートが必要
・WordPressで作成したWebサイト事例
おすすめのwebサイト作成ツールは?
いろいろなWebサイト作成ツールをご紹介しましたが、結局どれが良いのでしょうか?迷いますね。
どのツールが適しているかは「どういう目的でどんなデザインで作りたいのか」によって変わります。
Web制作のスキルアップを目指したいという方は、STUDIOやWordPressがおすすめです。
STUDIOでは真っ白なページから直感的にデザインできるので、自分だけのWebデザインに挑戦できます。
無料プランでは左下にバナーが付きますが、おしゃれな小さめデザインなので気になるほどではないです。
WordPressでオリジナルWebサイトをつくるには、HTMLやCSSといったプログラミングコードの変更が必要となる場合もあります。最低限の勉強はしておきましょう。
とりあえず、告知用やランディングページ用に簡単なホームページが欲しいなら、ペライチ、WixでOKです。
無料で使用するには運営会社のバナーや広告の表示が条件になるので注意してください。
Webサイト制作にコーディングは不要なのか?
ノーコードデザインツールの登場で、「コーダーは必要なくなった」とも言われていますが、Webデザイナーを目指すのならコーディングの知識はあった方が良いと思います。
近年、Webデザイナーにもコーディングスキルを求めている会社が多くなってきているからです。
もちろん、Webデザインだけをするデザイナーもたくさんいますが、コーディングの知識の有無で、デザインのボリュームも変わってくるのではないでしょうか。
また、フリーランスで活躍したい場合、募集はWebデザインとコーディング、どちらもセットでできる人を求めていることが多いです。
さらに最近はアニメーションや動きが付いているWebサイトがほとんどなので、フロントエンジニアのスキルも必須となってきました。
まとめ

短時間で簡単にWebサイトが作成できるツールの登場で、世の中がもっと便利になってきているように感じます。
・今までホームページを持つことに高いハードルを感じていた人
・Webデザインに興味があったけど始める方法がわからなかった人
などの手助けになっているのではないでしょうか。
今回ご紹介したツールはどれも無料で始められるので、気軽にさわってみて自分にぴったりなツールを見つけてください!
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