こんにちは。
突然なんですが、皆さんはグーグルオプティマイズというツールはご存知ですか?
よくGoogle AnalyticsやGoogle Search Consoleというツールの存在はWEBサイトの運用などされてる方であればご存知だと思いますが、そういったマーケティングなどに使われる便利ツールの一つです。
簡潔に説明すると、ABテストが簡単に行えるツールです
他のツール同様無料で使用可能で、ABテストだけではなく、多変量テストも可能です。
多変量テストとは、コンテンツの位置などを入れ替えたりすることも視覚的に行うことができる機能です。
なのであまりHTMLやCSS等が詳しくないよって方でも触れちゃう知っておいて損はない機能です。
https://optimize.google.com/optimize/home/
少し話は逸れましたが、今回はABテストとはなんぞや、その事例とともに紹介していきたいと思います!
そもそもABテストって何なの?

なんとなく字の感じから想像つく方もいらっしゃると思うのですが、その名の通り
クリエイティブ(テキスト、ボタン、画像、配置等)AパターンとBパターンで2つ用意して、ランダムにユーザーに見せる手法。
その結果、どちらがユーザーに対して良い結果(コンバージョン)を残しているかを検証することができます。
なぜABテストが必要?

例えば、WEBサイトをリニューアルしたとき、良かれと思って変更したコンテンツの並び順、メインビジュアルの変更等、もしかするとそれは間違い(集客効果が下がる)かもしれません。
その変更点(仮説)が本当に正しい行いだったのかどうかをテストする必要があるのです。
ましてやお金を払ってまでリニューアルしている場合、以前よりコンバージョンが下がるなんて絶対に避けたいですよね。
ABテストの注意点

どこが変わったから良くなった(悪くなった)のかをわかりやすくするため、変更点は極力少なくしてテストを行う。
具体例としてはこちらのような事例があります。
ちなみに海外ではこのABテストを結構重要視してるようで頻繁に行う企業なども多いそうです。

https://unbounce.com/a-b-testing/how-a-single-a-b-test-increased-conversions/
結果的にはB案のほうが336%CVRが向上したということです。すごいですね・・
A案では右カラムに縦長く登録フォームが配置されていました。変わってB案ではフォーム自体を大きくファーストビューに収めてしまうことで、記事も読みやすくメリハリのある見え方になってますね。
こちらは変更点が多いほうですが、例えば一箇所ボタンのテキストを変更するだけでも10%近く変わったりする場合もあります。
続いてはこちら


デザインBのほうが約52%CVRは高かったそうです。
一見B案のほうがメインビジュアルのイメージにかなり覆いかぶさってるようにも見えるので、A案のほうがデザイン的には見やすいようにも感じますが・・・
こういう部分は検証してみないと本当にわからないものです。
というわけで、皆さんもWEBサイトの集客に伸び悩んだら一度ABテストを取り入れてみたらどうでしょうか!
それではまた。
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